こんにちは!📈 今週もお疲れさまでした。2026年9月第3週は、まさに「金利の週」でしたね。16日にアメリカのFOMC、そして18日(金)には日銀の金融政策決定会合と、日米の金融政策イベントが立て続けにやってきました。しかも結果は、両方とも利上げ。ふつうなら株には逆風のはずなのに、日経平均は週末にかけてぐんぐん上昇し、週間でしっかりプラスを確保しました。「あれ、なんで上がるの?」と首をかしげた方も多いのではないでしょうか。今週はその「意外な上昇」の理由をていねいに読み解いていきます。相場の空気を一緒に振り返っていきましょう!
📊 今週の日経平均の動き
今週(9月14日〜18日)の日経平均は、週間で約1,008円高(+1.57%)と反発しました。前週末(9月11日)の終値64,011円34銭に対し、今週末18日の終値は65,018円95銭(前日比+882円70銭、+1.38%)。5営業日のうち4日で上昇する堅調な週となりました。
ただし、週の出だしは重い展開でした。週明け14日は日米の金融政策イベントを前に様子見ムードが強く、一時62,726円18銭まで下落。これが今週の安値です。ところが中盤から風向きが変わります。16日のFOMC通過で不透明感が薄れると買いが戻り、17日には小幅高で3日続伸。
そして極めつけが金曜日です。18日の午後、日銀が利上げを決めたと伝わると、為替が一気に円安方向へ振れ、先物主導で上げ幅を拡大。取引時間中には65,436円57銭まで買われ、約1週間ぶりに65,000円台を回復しました。利上げなのに株高、という一見ちぐはぐな展開ですが、これには理由があります。次の章で見ていきましょう。
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📰 今週の注目ニュース・材料
① FRBが2023年以来の利上げ(9/16)
米連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利を0.25%引き上げ、3.75〜4.00%としました。利上げは2023年以来です。ウォーシュ議長は会見で「インフレは長すぎるあいだ高すぎた」と述べ、年内のさらなる利上げも視野に入れる姿勢を示しました。世界的に「金利は上がる方向」という前提が固まった一週間でした。
② 日銀が政策金利を1.25%へ(9/18)
日銀は政策金利を1.0%から1.25%へ引き上げました。これは1995年以来、約31年ぶりの水準です。原油高と円安による物価の上振れリスクを抑える狙いとされています。なお、9人の政策委員のうち2人が利上げに反対票を投じました。
③ 「利上げ→株高」になった理由
ポイントは「ビハインド・ザ・カーブ懸念の後退」です。少しかみ砕くと、「日銀の対応がインフレに遅れているのでは?」という不安が市場にありました。今回きちんと動いたことでその不安が薄れ、長期金利の上昇圧力がやわらぐとの見方から、株が買われやすくなった、という構図です。
④ 為替は円安方向へ
利上げは本来なら円高材料ですが、「すでに織り込み済み」+「反対2票=次の利上げは急がない」と受け止められ、ドル円は156円台後半まで円安に振れました。輸出関連株にはプラスに働きました。
⑤ 8月の全国コアCPIは+1.8%程度
18日朝に発表された8月の消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)は前年比+1.8%程度と、7月から横ばい圏。企業間で取引される物価(企業物価)の伸びとの差が大きく、「値上げがどこまで消費者に転嫁されるか」が引き続きテーマです。
🔍 今週の注目銘柄
キオクシアホールディングス(285A)
18日に一時+9%超と大きく買われ、値上がり率上位に顔を出しました。半導体メモリー市況の回復期待が背景とみられます。日経平均へのウエートも約1.8%と存在感があり、指数の押し上げ役になりました。ただし値動きが荒い銘柄でもあるので、飛び乗りは禁物です。
レーザーテック(6920)
こちらも18日に+8%台の上昇。半導体検査装置の代表格で、AI・半導体関連の物色が戻ってきたことを象徴する動きでした。今週前半は半導体株全体が売られていただけに、戻りの勢いが目立ちました。
SaaS・ソフトウェア関連
フリー、マネーフォワード、ラクスといったSaaS(クラウドで提供する業務ソフト)勢が連日大幅高。NECや富士通といったITサービス大手も堅調でした。「金利が上がってもストック型の収益は強い」という見直し買いが入った格好です。
なお、今週は指数全体で見ると技術セクターが足を引っ張り、消費・素材セクターが下支えする場面もありました。一本調子の相場ではなく、選別色が強い一週間だったと言えます。
📅 来週の注目イベント・見通し
まず大前提として、来週の東京市場は2日しか開きません。9月21日(月)が敬老の日、22日(火)が国民の休日、23日(水)が秋分の日で、土日を含めると5連休のシルバーウィーク。取引があるのは24日(木)と25日(金)だけです。
この「5連休」がポイントです。日本が休んでいるあいだも米国市場は動き続けます。連休明けの24日は、休み中に積み上がった海外の材料を一気に織り込む形になるため、ギャップアップ・ギャップダウンが起きやすい点に注意が必要です。
そしてもう一つ、月末に向けて意識されるのが9月末の配当・株主優待の権利取りです。9月末を基準日とする銘柄の権利付最終日は9月28日(月)。高配当株やバリュー株に資金が向かいやすい時期で、来週後半から関心が高まりそうです。
見通しとしては「やや強気ながら、上値は重い」と見ています。日米の金融政策イベントを無事に通過したことは素直にプラス材料。一方で、世界的な金利上昇局面で株価のバリュエーション(割高・割安の物差し)には逆風が続きます。連休をまたぐリスクもあり、ポジションを大きく傾けるのは避けたい局面です。
✅ まとめ
今週は日米そろって利上げという歴史的な週でしたが、日経平均は週間+1.57%と反発し、65,000円台を回復して終えました。「悪材料が出たのに上がる」のは、市場がすでに織り込んでいた証拠でもあります。ニュースの見出しだけで慌てて売買しないことの大切さを、あらためて教えてくれた一週間でしたね。💹
金利が上がる局面でも、変わらないのは長期・分散・積立という投資の基本です。相場の上下は必ずあります。大事なのは、そこで退場しないこと。NISAでコツコツ積み立てている方は、今週の値動きもきっと「通過点」になります。
来週は5連休。相場から少し離れて、ゆっくり休むのも立派な投資戦略です。それではまた来週、市場でお会いしましょう!🏦
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※本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄・金融商品への投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。

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