2026年5月27日——この日付は、日本の株式市場の歴史に刻まれることになった。本日、日経平均株価が市場史上初となる高値を更新した。テレビのニュースはもちろん、SNSや経済メディアも一斉に速報を流し、投資家たちの間には興奮と期待が入り混じった空気が広がった。
バブル景気のピークだった1989年12月29日の終値38,915円87銭を超え、令和の時代にジャパンマネーが新たな頂点へ。長年「失われた30年」と言われてきた日本経済が、ついに新たな章に踏み込んだ瞬間だ。
こんな歴史的な日に、私も淡々と(でも心の中は少しソワソワしながら)いくつかの取引を行った。本日の取引内容と、NISA活用の考え方について詳しくレポートしていきたい。
今日の取引①:アサヒネット(3834)特定口座→NISA口座への乗り換え
本日の最初の取引は、3834 アサヒネットの乗り換えだ。
具体的な内容は以下の通りとなる。
- 特定口座で保有していた20株を596円で売却
- NISA口座で100株を595.7円で新規購入
「なぜ売ってすぐ買うの?」と思った方もいるかもしれない。これはいわゆる「特定口座からNISA口座への乗り換え」、ロールオーバー的な動きだ。
特定口座で保有している株式は、売却益や配当金に対して約20.315%の税金がかかる。一方、NISA口座で保有している株式なら、配当金も売却益も完全非課税となる。この差は長期保有すればするほど大きく広がっていく。
アサヒネットは高配当・安定株として私が以前から注目していた銘柄だ。特定口座での保有分をいったん整理し、NISA口座でより大きなポジションを取ることで、今後の配当・売却益をすべて非課税で享受しようというのが今回の狙いである。
売却価格(596円)と購入価格(595.7円)がほぼ同じであるため、実質的なキャピタルロスもほとんどなし。わずかなスプレッドで非課税枠への移行が完了した。タイミングとしても申し分なかったと思っている。
特定口座からNISA口座への乗り換えは、一見すると手間のかかる作業に見えるかもしれないが、長期目線で考えると非常に合理的な選択だ。配当利回りが高い銘柄ほど、非課税の恩恵は年々積み重なっていく。今回のアサヒネットも、将来の配当収入を最大化するための布石と捉えている。
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今日の取引②:MS-Japan(6539)NISA口座で新規購入
続いての取引は、6539 MS-Japanの新規購入だ。
取引内容はシンプルで、NISA口座で80株を915円で購入した。合計購入金額は73,200円となる。
MS-Japanは、管理部門(経理・財務・人事・法務など)に特化した人材紹介・転職支援会社だ。管理部門の専門人材に絞ったニッチ戦略が功を奏し、業績は安定成長を続けている。競合他社が多い総合型の人材サービスとは異なり、専門性の高い領域に集中することで高い参入障壁を築いている点が魅力だ。
今後も企業のデジタル化・DX推進が加速する中、経理や法務など管理部門の専門人材ニーズは根強く存在する。むしろAI時代においても、専門知識を持つ人材の価値は高まると私は見ている。
高配当銘柄としても知られており、NISA口座で長期保有して配当を非課税で受け取ることを主目的とした投資だ。日経平均が史上最高値を更新した歴史的な日に、この銘柄をNISA口座で仕込めたのは、個人的に縁起が良いと感じている。
NISA活用の考え方〜節税メリットを最大限に引き出す
今日の取引の核心でもあるので、改めてNISAの節税メリットについて整理しておこう。読者の方の中にはまだNISA口座を活用しきれていない方もいるかもしれないので、基本からおさらいしてみたい。
新NISAの主な特徴(2024年制度改正以降)
- 年間投資枠:成長投資枠240万円+つみたて投資枠120万円=最大360万円
- 生涯非課税限度額:1,800万円
- 非課税保有期間:無期限(旧NISAの5年・20年制限が撤廃)
- 売却した枠の翌年以降の再利用が可能
特定口座で株式を持つ場合、配当金には15.315%の所得税+5%の住民税、合計約20.315%が課税される。仮に年間10万円の配当収入があれば、約2万円が税金として持っていかれる。これが毎年積み重なると、10年で20万円、20年で40万円の差になる計算だ。
これがNISA口座ならまるごと手元に残る。長期で複利運用を考えると、この差は年々雪だるま式に大きくなっていく。「たかが20%」と思うかもしれないが、長期投資において20%の税コストは非常に大きいのだ。
今回のアサヒネット乗り換えは、まさにこの考え方に基づくものだ。少々の手間と売買コストをかけてでも、非課税枠に移してしまった方が長期的なリターンは大きい——そう判断した。今後も余力ができれば、特定口座の優良銘柄をNISA口座へ順次移行していく予定だ。
「NISA口座、まだ開いてないな」という方は、ぜひこの機会に検討してほしい。開設は無料で、手続きもオンラインで完結する証券会社がほとんどだ。一度開設してしまえば、あとは少額からでも始められる。
まとめ〜史上初高値の日に思うこと
日経平均が史上初の高値を更新した本日、私は淡々と2つの取引を行った。アサヒネットの特定→NISA乗り換えと、MS-Japanの新規購入。どちらも「長期で非課税の恩恵を最大化する」という一貫した方針に基づいている。
株式市場は日々動き、ときに大きく上昇し、ときに急落することもある。しかし大切なのは、短期の値動きに一喜一憂するのではなく、自分なりの投資方針を持ち、コツコツと積み上げていくことだと私は信じている。
日経平均の新高値は、日本経済への信頼と期待の表れでもある。「失われた30年」を乗り越え、新たなステージへ踏み出した日本市場。この流れに乗りながら、堅実なNISA投資を続けていきたいと思っている。
読者の皆さんも、今日という歴史的な日を一つのきっかけに、資産形成の第一歩を踏み出してみてはいかがだろうか。小さな一歩が、10年後・20年後の大きな差を生む。焦らず、でも着実に——それが長期投資の醍醐味だ。
また次回の取引報告でお会いしましょう。引き続き、一緒に資産形成を楽しんでいきましょう!
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※本記事は個人の取引記録・感想を記したものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。

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