今週(7月7日〜10日)の国内株式市場は、先週の大幅安から反発する動きが続き、週後半にかけて持ち直しを見せました。7月10日(金)の日経平均株価は午前終値で前日比約1,199円高(+1.77%)の6万8,943円と大幅上昇。AI・半導体関連銘柄を中心に買いが集まり、先週の激震から立ち直りつつあります📊
今週はNASDAQ100の定期リバランス(7/7)、米国企業決算の本格化、そして国内でも1Q決算に向けた思惑買いなど、材料の多い週でした。本記事では今週の日経平均の動きを振り返りつつ、注目銘柄と来週の見通しをお伝えします。
📉📈 今週の日経平均:大幅安から急反発へ
先週末(7月3日)の日経平均株価は約6万9,744円(前週末比+383円)で引けましたが、その前週(7月2日)には前日比1,741円安(-2.47%)という急落があり、市場に緊張感が走りました。
この急落の背景には、財政拡張的な政策への警戒感から国内長期金利が上昇し、金利上昇に敏感なハイテク・グロース株への売りが膨らんだことがあります。また、円高方向への動きも輸出株の重荷となりました。
しかし今週に入ると流れが変わります。米国市場での半導体株の反発、NASDAQ100の定期リバランス需給イベント、そして「超PayPay祭」に象徴される国内消費の活性化期待などが追い風となり、日経平均は切り返しに成功。週末7月10日には6万8,000円台後半まで回復してきました。
今週の週間騰落としては、先週末比でプラス圏での着地が見込まれます(大引け後の最終値は確認が必要ですが、午前の段階で大幅高)。
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🗞️ 今週の注目ニュース・相場材料
① NASDAQ100定期リバランス(7月7日)
7月7日はNASDAQ100の定期リバランス実施日。新規組み入れ銘柄への受動的買いが入る一大需給イベントとして市場の注目を集めました。特に宇宙開発・スペース関連銘柄への資金流入が確認され、宇宙テック関連株が週初から底堅い動きを見せました。
② 米国企業決算シーズン本格化
米国では大手金融機関を皮切りに4-6月期(2Q)の決算発表が本格化。概ね市場予想を上回る内容が多く、米国株の安心感につながりました。来週以降はGAFAMなどのビッグテックの決算が続き、市場のボラティリティが高まる可能性があります。
③ 日銀・金利動向への警戒
日本銀行の政策変更への思惑から、国内長期金利の上昇圧力は引き続き意識されています。財政拡張的な政策スタンスが維持される中、金利敏感なハイテク・グロース株への重荷になりうる点は引き続き注視が必要です。
④ 為替・円安一服
今週は対ドルでの円相場がやや円高方向に動く場面もありました。円高が進むと輸出企業の業績期待が後退しやすいため、トヨタや日立などの輸出主力銘柄の動向に影響します。
🔍 今週の注目銘柄の動き
東京エレクトロン(8035)
AI・データセンター向け半導体製造装置の需要が引き続き堅調で、今週も半導体株の中心的存在として物色されました。来月以降の決算発表に向けて業績期待が高まっています。
アドバンテスト(6857)
HBM(高帯域幅メモリ)向けテスト装置の需要拡大が評価され、週間でプラスのパフォーマンス。半導体テスト分野での独自の地位が引き続き投資家に支持されています。
ソフトバンクグループ(9984)
AI・スタートアップへの投資を軸とした事業ポートフォリオへの関心が続いています。米国AI企業の株高がビジョンファンドの評価益に直結するため、米国ハイテク株との連動性が高い銘柄として注目です。
🔮 来週(7月13日〜)の見通しと注目イベント
来週の日経平均の予想レンジは6万6,000〜7万2,000円とされており、引き続き神経質な展開が予想されます。主な注目イベントは以下の通りです:
- 📌 米国ビッグテック(GAFAM等)の2Q決算発表開始
- 📌 国内企業の3月期決算の1Q(4-6月期)業績速報が増加
- 📌 米国消費者物価指数(CPI)の発表
- 📌 日銀の政策スタンスに関する要人発言への注目
米国ビッグテックの決算内容次第で市場心理が大きく動く可能性があります。AI投資の継続・加速を示す内容であれば半導体・ハイテク株への追い風に。一方、ガイダンス(業績見通し)が慎重な内容になると失望売りが出る展開も想定されます。
為替については、日米金利差の動向を引き続き注視。円安が進めば輸出株に追い風、円高に振れればハイテク株にも悪影響が出やすいという構図です。
✅ 今週のまとめ
今週の国内株式市場は、先週の急落から急反発へと劇的な展開となりました。AI・半導体関連の底堅さが際立つ一方、金利上昇リスクと為替動向には引き続き注意が必要です。
長期投資の観点では、こうした短期的な乱高下に一喜一憂せず、長期・分散・積立の基本姿勢を維持することが大切です。毎月コツコツ積み立てるNISA投資は、こういった相場の波を味方にできる強い武器です。来週も引き続き市場の動きをウォッチしていきましょう!
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※本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄・金融商品への投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。

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