自身に降りかかった問題その⑥

 今回は4回目、最終の裁判になります。前回こちらからの『攻撃』に対して、相手方弁護士は『ほぼ受け入れる』とのことでした。そして『和解案(仮)』を相手方が作成するとのことで、その書面が送られてくることを待っていました。

 そして・・・・、送付予定日になっても、その日が過ぎても『和解案(仮)』は送られてきません・・・。仕方がないので裁判所に、送付されてこない旨を電話連絡したところ、裁判所にも送られていない様子。裁判所から相手方弁護士に催促の連絡を入れたことを聴きました。

 最初は郵便の不手際等でこちらにだけ手元に届いていないのかと不安になっていましたが、結局相手方が期限になっても未提出だったことがわかり、ひとまず安心?

 そして更に数日後、『和解案(仮)』の書面が送付されてきました。そして内容を確認したところ・・、。

 内容が大筋は変わっていないのですが、・・・。

  現在相手方が居住している場所が、こちらの実家の敷地内持ち家になるのですが、ここから退去した時点で養育費を90,000円/月に変えるとの条文と、建物居住中に改装、修繕、その他何らかの工事などを行うときに『管理者』(被告の母親)の了承を伺う必要はない。との条文が増えていました。更に相手方が勝手に撤去したビリヤード台のことには触れてませんでした。

 おそらく『和解案(仮)』の作成提出が遅れていたのは、相手方の苦肉の策でこの『お金』をむしり取るための作戦を考えていたのではないかと思いました。

 そしてこの居住物件の『管理者』が私の母親だったので、裁判当日に『管理者同席』として母親も同席してほしいとの依頼も文面にと追加されていました。

 同封書面には、『書面を確認したら署名捺印して送り返せ。』となっていたので、これを自動的にこちらに『了承』させるつもりだったと思います。

 もちろんこちらとしては、前回の裁判で提出した内容とかなりの乖離を感じたので、相手方からの書面には『署名捺印』しましたが、それと同封して反論文面も送りました。

 反論文面対象は、『管理者』の了承なしに勝手にあれこれすることは禁止。ビリヤード台の変換(新品購入含む)。一番大きな問題は、『退去』したら『養育費』を90,000円/月にする、とのこと。

 これに関しては、こちらから次のように反論しました。

 建物の修繕他を行う時には『管理者』の許可を必ず取ること。『退去』して90,000円/月に支払いを変更する場合、前回こちらからの要求の通り、事業費用としての貸付及びその利息を請求する。(もちろんクルマの頭金は別)退去しても当初規定のままの養育費支払いにするならばこの限りではない。ビリヤード台を返還すること。ただし欠品破損がある場合は新品で返還すること。

 これを反論の『答弁書』として同封して送り返しました。そして裁判当日・・・。

 長女が18歳を越えたため、書面から消えていること、③のビリヤード台に関しては経年劣化も視野に入れることにより、変換できないと!?結局、最初の回答の時には、保管しているので返還は可能と言っていたのに本当は『廃棄』していて、新しいものを要求してもそれを返すことはできないとの回答。

 これにはかなりイラつきましたが、気持ちを抑えて『ビリヤード台』に関しては裁判の早期解決のために諦めました。

 長女の件は、この裁判の中で親権の移動はできないので別の手続きになります、とのこと。18歳になることにより、本人の意思も尊重されるとのことでした。これは後日相手方弁護士と連絡を取り合って考えましょうとのことでしたが、結果的に今現在も連絡取れてません・・・。

 ①の修繕等に関しては、『管理者』の許可を取ることに関しては了承してきました。そして②に関してでしたが、退去した時にこちらの要求する『貸付の返還』を起動させることはできない、との『裁判所』からの返答でした。

 ここで一旦休廷。裁判所としては、ここで離婚成立の予定だったので予定していた時間が足らなくなったみたいです。次の予定があるのでそちらを先に処理してから、またこちらの案件に戻ってくるとのことでした。

 双方?もちろん違う場所で待機しながら、落とし所を考えてました。そして30分ほどしてから『開廷』

 結果的には、こちら側から『出ていけ』と言って追い出した場合は養育費を見直す。原告自身の意思で『出ていく』場合は養育費の見直しはしない。ということで落ち着きました。

 ここで和解成立。結果をまとめると・・。

①原告被告は離婚する。
②子らの親権は原告
③養育費は子らが18歳になるまで支払う
④原告は被告に220万支払う。
⑤現在居住している物件に子らが18歳になるまでの居住を認める。
⑥『管理者』及び『被告』の事情により『原告』を退去させた場合は『養育費』を見直す。
⑦年金分割はしない
⑧『原告』が『被告』から事業補填として借りた資金等、双方何ら債権債務がないこととする。
⑨訴訟及び和解費用は各自で負担する。

 長い時間がかかりましたが、最終的に上記の結果となりました。こちらとしては最初の『離婚』の話が出た時に、『スッと』別れたならばいらないお金も払わなくて良かったのにと思います。

 こちらも関係ない?裁判を数回対応し、そのために百数十万のお金を使いました。相手方に関しても、自身の顧問弁護士を使ったにしてもお金が掛かっているはずです。更に最終的にはこちらに220万もの支払いをしてくれることになったし。(こちらとしては、良いですがwww www www)

 ぶっちゃけ、『スッと』別れれたらこちらからは『お金』の請求はするつもりはなかったし、養育費に関してもゴチャゴチャいうつもりは無かったのに、ね。

 ここまでお付き合いいただいた皆様、この結果は『原告』の勝訴ですか?『被告』の勝訴ですか?それとも『引き分け』でしょうか???

 自分(被告)としては、こちらの弁護士の言っていた『勝てない』=『敗訴』とは思っていません。どちらかというと『勝訴』に近い結果で終われたと思っています。多少我慢したところもありますが、それはお互い様かと・・・。

 今後長女のことを相手方弁護士に書面で『どうするのか』送りつけてみるつもりですが、なんの返答もない場合はこちらにもまだ『爆弾』がありますので、予定では年末から年明けあたりで『投下』しようと思っています。

 現在のこちらの思いとしては、『ビリヤード台くらい払っておいたら良かったのにね』ということと、『長女のこと素早く対応すればいいのに』・・・。です。

 『爆弾』に関しては今は公表できませんが、相手の出方次第で必ず『投下』します。皆様には『投下後』にお話ししますね。

 これで『自身に降りかかった問題』については9割解決です。もし同じような体験されている人がいましたら、助けるお手伝い出来るかと思います。仕事がかなり忙しくレスが遅くなるかもしれませんが、それでも聞いてみたい、相談したいという人がおられましたら、どうぞ〜。

 では、次回はこちらが引っ越していた引越し先からの撤退について少しだけお話しします。また次回、どうぞよろしくお願いします。

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