さて前回の続きです。『離婚訴訟』ですが、これは『裁判』を持って確実に『離婚』まで漕ぎ着けるためのものです。
こちらとしては、こちら側から訴える『手間が省けた』というのが本音でした。最初に『訴状』が届いた時はちょっと焦りましたが・・・・ www www www。
まず立場としては、相手方が『原告』こちら側が『被告』となります。『訴状』が届いた地点で、日程が決められていて、決められた日までに色々書類とか証拠とかを準備して提出しなけれまいけません。
ここで自分も含めて普通の人は、提出すべきもの、提出物の形、雛形。内容の文面とか、どのようなものをどのように、どこに提出すればいいのかわからないものです。
前回までの自分として初めて訴えられた時点では、『訴状』が届いた段階で、大体1ヶ月以内に何らかの回答をしないと、訴えた側(原告側)の訴えた内容を受け入れたということになると記載されていて、わからないまま弁護士に相談して、打ち合わせをした上で当方弁護士側が書面の作成と提出をすることで対応しました。
もちろん弁護士の仕事は、当方の言い分を裁判所に本人の代わりに『弁護』してもらうということなので、その流れで正解です。
でも今までに数回の弁護士を通しての『裁判』を行い、短期間で100万ほどのお金を投じてきました。おかげで支払えるお金もなく・・・。
そこでまずしたことは、前回までの裁判資料からの雛形抜粋。相手方から届いたものと、こちらが提出したものを引っ張り出してきて見直しました。
自分は昔、仕事柄契約書をよく作っていたので、雛形的なものに当てはめながら書類を作ることは慣れていました。
まずは相手の言っていることに対しての回答を一つ一つしないといけません。回答の方法は単純で、回答方法としては、文面の条項に対して『認める』と『一部認める』、『認めない』で記載する。次に『認めない』と回答したものに対して『なぜ認めないのか』をこちらの意見を取り入れながら記載する。
更に『認めない』に関しての資料を添付して、その内容の説明を記載する。添付した資料は、別紙で証拠資料としての番号と名前、証拠の理由を簡単に書いたものを表にします。
そこまで記載することで『訴状』に対しての回答はできたということになります。これで次回開催される裁判を『受ける』準備はできていますが、これだけでは相手側の『攻撃』に関して『防御』するだけの内容になります。
もちろんこちらは『被告』という立場なので、『攻撃』を受ける側なのですが、このまま押されるだけになると『不利』な条件を回避しにくくなります。
以前弁護士が『勝てない』と言っていたのは、ここで反論ができない、もしくは防御で手一杯になる、ということだったと思います。
なので、自分としては『勝ち取れる』と思って動いていたので『反論』の内容文面と証拠文面を更に記載したもので対抗しました。とは言っても、最初の訴状の時は手探りで『答弁書』を提出したので色々細かい間違いがありました。『甲』と『乙』の使い方とか証拠品の番号の付け方とか、その説明書の書き方と内容、誰が発行したものか、日付は???とか・・・。
でもこういうものに対しては、裁判所の担当者が丁寧に教えてくれました。裁判所としては何を出せばいいかとか、有利不利に関することはもちろん言えない立場なので、どのような証拠を出せばいいかとかは教えることができませんが、こちらがこれを出したいのですが、どのように書いて出せばいいですか?と尋ねると、書式とか、番号とかの付け方など細かく教えてくれます。
1回目の裁判の時には、『素人』で弁護士を通さない一般人からの『答弁書』としてここまでしっかり作ったものを提出してくる人はいませんよ、と言われました。
わけわからず、でもお金が無くて、でも回答しないといけないので解答書を提出してくる『一般人』はやはりいる様で、でも『手書き』だったり『文章ダラダラ』だったりするようです。
ここで自分の中で確信しました。弁護士を使うことなくこのくらいのことなら裁判を乗り切ることができる・・・・。
通常の離婚裁判は、大体月に1回の開催のようです。1回目での裁判で『原告』からの『訴え』に対しての『被告』(当方)の解答を擦り合わせる。更にここでこちらが反論したことに関して次回までに双方が『答弁書』もしくは『意見書』を制作して更に証拠を添付して解凍する。
これを繰り返しながら、『原告』と『被告』の言い分を擦り合わせていき、最終的に『落とし所』を決めて『判決』に持ち込む。これが簡単な『離婚裁判』の流れでした。
月に1回ずつ、書類作成して提出。のため、日数はかなりかかります。一言言ったら次は来月、反論したら次は来月。裁判官はこのような案件を1日に何件も、更に全案件としてはかなりのものを担当していると思います。
ということで、裁判所としてはこのような『離婚』の案件はさっさと処理(終わらせる)したいと思っているようです。なので、1回の裁判も時間としては30分〜60分程度が普通です。
『防御』および『攻撃』の資料は簡潔にわかり易く、要点を整理して挑む必要があります。裁判中はメモを取ることができるので、しっかりメモを取っておかないと次回の日程や提出書類の期限など忘れてしまいますので注意です。
実際の自分の『訴訟』は4回で終わりました❗️ これはかなり早い解決になったと思います。それまでに当方の弁護士からは『勝てない』と言われてましたが、自分としては十分の『勝利』かと思います。
さて、何だか熱くなって長くなってしまいました。次回はその4回に渡る『訴訟』内容を述べていきたいと思います。離婚を訴えられて困っている人に少しでも役に立てばいいなと思います。特に弁護士費用が払えない人、大丈夫です、自分で十分対応できます。
こんなお話にお付き合いいただきまして、本当にありがとうございます。では次回にお会いいたいましょう。。。
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