初めての転職その④

 🏎💨 教習所から離れて、特にやりたいこともなく少し休憩しようと思ってふらっと東京に行ってきました。 🚅💨

 埼玉に弟が住んでいたので、そこに厄介になりながら東京見物をしました。仕事を辞めているその時にしか長期間の休みが取れないと思ったので、行きたいところ、行ってみたいところに行くことにしました。

 東京には殆ど行ったことがなく、何をするでもなくノープランで行ったので少し困りましたが、東京タワー浅草寺池袋日本橋109、・・・。数日かけて色々周ってきました。

 結果、一人でそんなところに行っても自分としてはあまり楽しいものではありませんでした。性格上誰かと一緒に楽しみたいと言うことがわかった数日でした。

 弟はもちろん仕事をしていましたので、あまり邪魔をしてもいけないと思い、数日で帰宅しました。あとは会っていなかった友人に会いに行ったり、のんびり過ごしました。

 1ヶ月ほどそんな生活をしていると、もちろんお金が続かなくなり、ぼちぼち仕事をしないとと思い、ほぼ初めて就職活動をしました。

 職安にも行って、『こんな感じか〜』と思ったり、数社に面接に行ってみたりしました。そんな中、当時の友人が某社の会長と多少の面識があり、そこに面接行ってみる?とのことがあったので、軽い気持ちでお願いして行ったきました。

 その会社は、結局次の就職先になるのですが・・・。
1次面接では、紹介ということもありスムーズに話は進み、次回の面接で細かいことも決めていきたいとのことを言われて最初は終わりました。

 次の面接で、某社としては採用を前提に話されてきて、自分としては多少低い給与に不満があったので、そこをはっきり伝えてお断りしたのですが・・・。

 後から分かったのですが某社は会長のワンマン会社で、その会長からの紹介筋で入ってきた自分は『何者?』扱いで、その『自分』を採用しなかったら後で会長に相当なことを問い詰められることになるので、何がなんでも『採用』したかったようでした。

 給与面の無理な要求も、妥当なラインまで持ち上げてもらい結局そこで採用となり、次の正社員としての仕事が始まりました。

 当時はパソコンも導入し始めたところで、某社でも手書きやワープロを使った顧客管理をしていたので、事務仕事が今から考えるとかなり手間と時間がかかっていました。

 そこで自分は、当時の次長の直属に配置されてシステムのコンピュータ化担当地区の営業活動の基礎、顧客管理の基礎、業者との付き合いなどを学び始めました。
 『最初の1年はお客さん』と言われながら、仕事の流れなどを次長にひっついて学びました。

 自分もよくわからないままに仕事にあたっていたので言われるがままでしたが、後から考えると『やりすぎ?』と思うことはたくさんありました。特に社長、会長に関する細かな対応がそれでした・・。

 仕事の時間中であれ、時間外、休日であれ、用事があれば必ず飛んでいく。それが仕事の内容であれ、プライベートの内容であれなんでもです。自分は特に休日だからとか感じることなくお付き合いして次長と一緒に動いていたので、なんとなく気に入られながらいいポジションにいたと思います。

 最終的には15年ほどお世話になったんですが、最初の10年ほどは上手く会社の流れに乗りながら仕事をこなしていました。
 ポストもいいところまで上がっていて、そこそこ知れる人材にはなっていたと思いますwww www www。

仕事内容としては、ざっくりいうと『ゴミ屋』です。
 当初、廃棄物の法律も目まぐるしく更新され、不法投棄の問題や、産業廃棄物の問題、アスベスト問題、医療廃棄物の問題・・・。一般廃棄物の分別問題、ゴミ屋敷処理など全てにおいて処理してきました。またISOの取得も一般化し始めて、これの担当もしていました。

 売り上げとしても処理単価からの計算で、まぁまぁの高単価での取引が成立するように営業をかけて、信頼の上で仕事をいただいていました。自分としてもそこそこできていたと思います。現在はなんでも民営化だの情報開示だので価格破壊が進んでいますが、当時は営業マンの信用と仕事の正確さが売りでした。

 入札仕事も、何度も行きました。談合にあたる会議にも参加経験はありますwww www www。過去のそういう流れにもしっかり乗っていました。議員との癒着?とか献金とか・。世の中の流れを勉強したのもこの会社のおかげでした。

 新地のクラブ、祇園のクラブ、高い食事・・・。自腹ではいけないところにも沢山顔を出していました。また、競馬の関係もあり、これは無償の仕事として清掃活動にも駆り出されたり、新設の牧場の整備手伝いなどにも行きました。

 馬主席での接待仕事もしょっちゅうしていました。出走馬が勝利した時には『綱持ち』で写真を撮ったり、貴賓室での貸切で競馬をみたり。。。最終的にはフランス同行で1週間ほど数人のお客様を連れて行ってきました。

 そんなことをしながらでしたが、ある時ちょっと色々あって現場の方に飛ばされることになり・・・。現場での管理をしながらクルマにも乗って直接現場仕事もさせられるようになりました。直属の次長には『色々誤解されてるようやし、現場とか嫌なら辞めてもいいぞ』と言われましたが、とりあえず自分のできることをするだけと思い、現場仕事を続けました。

 教習所で大型の免許は持っていたので、大型車に乗ることはできました。仕事に付随する小型クレーンと玉掛けの資格を取得して現場でできる仕事をやりきってきました。
 現場も数箇所移動し、最終的に配属になったところで数年いましたが、そこにいるときに家庭の事情も発生してちょっと無理矢理に退職することになりました。

 この某社では、前職の教習所では経験できなかった色々な社会の流れと、上司部下、偉い人?との接待や付き合い方などを教えてもらいました。給与と仕事内容は釣り合わないところもあったかもしれませんが、それ以上に自分に習得すること、体得すること、経験値などをあげることができました。

 とても貴重な経験をさせていただいたことは感謝しています。
さて、ここをやめて次は現在の就職先になります。次回は今の話を少しこのブログに残しておこうと思います。本日もあなたの貴重な時間をありがとうございました。 🏎💨

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