初めての資産運用④

 本日は『高配当株』選び方保有に関する考え方を、『自分なり』に解説していきたいと思います。何にしろ、『投資』は最終的に『自己責任』なので、その辺はご理解いただきなから読み進めて下さい。

 前述しましたが、『高配当株』に当たるものとして、まず確認しておく点は『配当金額』になりますよね。年間配当が、3.75%を超える銘柄あたりが基本になります。

 皆様も知っている有名銘柄には、『配当金』が発生しないもの、『株主優待』が発生するもの、『配当金』は発生するが、パーセンテージが低いもの(1%とか2%など)もかなり含まれています。

 これらを購入して運用する買い方は、株価本体が値上がりした時に売却すれば『儲け』が発生する形の運用方法になります。これではいつも株価と睨めっこで、更に売り時買い時を考えて日々のんびりしてられません。

 なので、このような株の買い方をするのではなく配当の高めの銘柄を購入したらあとはそのまま『保持』しておくだけで年に1回〜数回ある『配当』を受け取るだけの買い方、そうこれが高配当株投資のスタイルです。

 単に『高配当』な銘柄を探すと、例えば『高配当株ランキング』などでネット検索するとすぐに配当金の高い順に並んだ各社の銘柄がズラリと見つかります。

 でも、ちょっと待って下さい。年間配当が20%10%などの銘柄、ただこれを配当金の高い順番で購入してしまうと、かなり痛い目に遭う時が訪れます。

 各銘柄、高い配当が設定されているということは、それなりに理由があります。その理由をしっかり確認して、本当に毎年その利率で配当が支払われるのか、ここが重要ポイントになります。

 配当が高い理由としては、まずその銘柄に人気がない、たまたまその年だけ配当を高くする理由ができた、などさまざまです。その辺をしっかり調べて『罠銘柄』を購入しないように気をつけましょう。

 銘柄の調べ方としては、『IR bank』というサイトを開いて、その銘柄の番号か名前を入力すればその企業の業績その他詳細な情報が開示されてます。

 そこで、その企業がなぜ高配当なのかをある程度までは見定めていけるはずです。例えば、ただ単にその年が周年の年で、『記念配当』が通常配当金に上乗せされていることもすぐわかります。

 また、業績が不振で、自己資金比率が低下していたり、借金が増えていたり、製造コストが売り上げに比例せず在庫を抱えていたりなど、数字を見ればすぐわかります。

 配当金も過去の配当額から現在の配当額を見たときに、毎年バラバラな企業は不安ですよね・・・。優良な企業は、毎年の配当金額もほぼ変わらず、更に毎年配当金が増額されていたりします。これを『増配』と言いますが、その逆で配当額が減る場合(減配)やなくなる場合(無配)もあります。

 その辺の『配当推移』をしっかり確認することは、最低限『高配当株投資』を始めるなら理解が必要です。

 そして、株式は誰にも『予測』できません・・・。低迷していた銘柄が突然跳ね上がったり、絶好調の銘柄が突然急降下することも、ままにあります。

 そこで高配当株の投資方法を選んだ自分も含めてあなたは、動揺してはいけません。銘柄が好調な時は売ったら儲かる『含み益』が出ます。逆の場合は売ると損益が発生する『含み損』が見えます。

 そして含み損が発生し始めても、その銘柄を手放してはいけません。なぜならあなた(私も含めて)の投資目的は『配当金』を手にすること。その企業が『倒産』しない限り含み損はあるにしても、『配当』は発生します。(ただし、無配や減配になることはある。)

 悪い銘柄を購入していなければ、その株は数年後更に成長するはずです。逆に含み損が出ている時こそ『買い増し』のチャンスくらいに考えられるようにしたいところですね。

 含み損が出ても、買い増しするという思考になるということは、その含み損が自分に対して金銭的にダメージが少ないということです。これが、高配当株を運用する『リスク』の考え方かと思います。

 現在は日本の株価は上昇傾向で、かなり含み益が発生している人が多いかと思いますが、景気は必ず上下します。今後訪れる『不景気』になった時、高配当株に投資している『お金』が見た目として減額しても、気にならない程度でないといけません。

 貯金を全て高配当株投資に入れると、不景気がきて銘柄の価格が暴落し、半値になると考えて下さい。その時に消えていくお金を見ながら、冷静にいられる金額があなたにとっての投資基準かと思います。

 投資額の基準は個人個人それぞれ違います。なので、自分の基準を自分で感じながら投資金額と貯金額のバランスを身につけて下さい。

 ざっくりいうと、家族があって子供もいる人と、独り者でお金は全て自分で使える人とではリスク許容度が全く違うのは、わかっていただけるかと思います。

 守るべき人がいるなら、その生活が無理にならないことが最低ラインだろうし、最悪お金がなくなっても何とでもなる独り者の場合なら、ガッツリ投資できるだろうし・・・。さてあなたのリスク許容度はどれくらいでしょうか???

 今回は高配当株の簡単な考え方と、個人の株に対するリスクをかなりざっくりと書き記しました。自分もまだまだ初心者なので、皆様と一緒に進んでいけるところにいます。

 自分にはこの『高配当株投資』魅力的に見えました。なので短い期間ですが自分が感じたこと、学んだことを書き記していき、もし共感していただけるなら、一緒に優雅な老後を目指したいと思いませんか??

 次回は、自分が最初に購入した銘柄が、なぜその銘柄だったのかなどを記していきたいと思います。本日もこんな自分にお付き合いいただきましてありがとうございました。

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