🏎💨 当初就職に関しては、学校の成績も普通で、特にやりたい仕事も考えてなく過ごしていました。そんな時にあるきっかけで教習所に就職することになりました。 🚐💨
運転することとクルマ自体が好きで、それに関係する仕事ができたらと思って当時はこの歳まで生活していました。そんな中、母親の知り合いで教習所の経営者がいて、『クルマの関係の仕事って教習所とかもあるけど?』との言葉で興味を持ち、その人に母親と一緒に挨拶しに行くことができることになりました。
その人の教習所は隣町だったので、自分の住んでいる生活範囲の教習所に紹介状を書いてもらい、そこにとりあえず席を置くことになりました。
『とりあえず』というのは、教習所の指導員になるためには、まず教習所で指導員になるための試験勉強をして試験に合格しないと指導員にはなれません。だから、仮に就職して年に2回ある指導員試験をパスして初めて本採用になるという流れだからです。
試験は複数(6科目)あり、それらこと毎に合格しないといけません。ただし不合格分の科目に関しては次回に受けて、次回までは合格した科目は有効なので、実質2回の試験で全てを合格すれば晴れて指導員です。
私は1回目の試験で2科目を不合格となりましたが、2回目で全て合格して、本採用となりました。教習所に席を置いたのは、大学の4回生の夏休み明けからでした。学校を卒業してすぐに1回目の試験でしたが、そこでは本採用に届かなかったので、その年の秋の試験で合格し、本採用となったので普通の就職活動をしていた友人たちとは少し違う社会人スタートになったことを覚えています。
ちなみにこのような流れで仕事が決まっていたので、就職活動も就職説明会も参加したことはありません。就職面接練習みたいなものは、一度だけ受けに行ったかと思います。ただかなりうろ覚えなので・・・。
学生中の教習所での仕事(アルバイト扱い?)では、事務所での事務作業と受付業務、時間が空いていて教習車両が空いている時には、自由にコースを運転しながらコースの練習をしていました。
運転とコースにも慣れてきたら、指導員に同乗してもらっての運転練習などをこなしてました。一度試験を失敗した後、次の試験日までこのようなことを繰り返し勉強しながら、今度は免許を持っているけど運転が不安な人の『自由練習』のお客様を乗せて走ることもやらせてもらってました。(所内のみです。)
ちなみに試験内容は、道路交通法・教習所関係法令・教育知識、そして交通の教則・安全運転の知識・自動車の構造等の科目の6教科ありました。合格の基準は8割です。
勉強はそこそこ頑張りました。一緒に勉強する仲間はいませんでしたので、その辺は少ししんどかったですが、好きなクルマの勉強だったので勉強すること自体は苦しいものではなく、逆に新しい知識を増やすことが楽しかったのでよく頭に入って来ました。
仲間がいなかったのは、新規採用を募集していなかったからです。教習所は指導員の定員が決まっているので、基本的に人が辞めない限り新入社員は当時入ってくることがありませんでした。
定員というのは、教習所の広さに対しての走らせることのできる車両の総数が決まっているので、その台数=指導員数となります。あとは学科の指導員これも学科のみをするわけでなく交代で車にも乗るので結局、稼働台数と学科の交代要員だけ、あとは事務所。というわけです。
さて次回は教習指導員になってからのお話を思い出していきます。 🚐💨
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